松江市「秋鹿公民館」にてプログラミング体験会+αを開催しました
プログラミング体験会を開催しました
2022年10月23日、一般社団法人チエノワは、松江市の「秋鹿地区」にてプログラミング体験会を開催しました。
今回新たに立ち上がった地域団体「秋鹿学びラボ」主催で、会場を秋鹿公民館としての実施。チエノワは開催協力となります。
今回のプログラミング体験会では、秋鹿在住の青木さんがメインの先生をしてくださいました。
学び合い・教え合いの地域教育を公民館で
今回は「公民館」での開催となりました。
チエノワの活動目的の一つは「中山間における地域活動の支援」です。従って公民館の活用は重要事項の一つと捉えています。
何よりも「先生から教えてもらう」だけではない「学び合い・教え合い」。地域で開催する価値はここにあると思っています。
チエノワのクラスは「勉強の教室」ではなく「遊びの場」です。2時間という長めの授業時間でしたが、最初から最後まで楽しく過ごしてくれたようです。
2部制で開催したのですが、総勢で20名以上の子どもに参加していただき、いずれも大変盛況で盛り上がる場となりました。
ギガスクール機材の活用
チエノワでは「ギガスクール機材の活用」を重要なポイントとして活動をしています。
今回のクラスもギガスクールPCとインターネット環境を活用して実施しました。
とくに今回特筆できるのは、ギガスクールPCを自宅に持って帰り、子どもたち自らが手提げ袋を持って公民館に来てくれたことです。
ギガスクール構想ではPC端末を「鉛筆やノートと並ぶマストアイテム」としています。
昔風にいうなら「そろばん」や「お習字の道具」と同じ程度の感覚で習い事にギガスクールPCを使っているわけです。
これは一つの新たなスタンダードを体現していると言っても過言ではありません。
まさに地域教育・ギガスクール構想の現時点での最先端を松江市では実践できている証左でありましょう。
今後もギガスクール機材をさらに活用できればと思っています。
秋鹿学びラボ
地元の青木美将さんが発起人となり、今回新たに立ち上がった地域団体が「秋鹿学びラボ」です。
以下、発起のご案内から引用します。
秋鹿地区のみなさんが講師やインストラクターとなり、秋鹿地区のこどもたちに、学校ではなかなか体験できないようなテクノロジーや文化を体験してもらい、新しい知識や夢中になれるものを見つけてもらおうという取り組みです。
第1回はプログラミング教室を開催しましたが、今後はボランティアの講師を招いてマネー教室や電子工作ものづくり、現代短歌などの企画も検討しています。
もちろんプログラミング教室も今回だけではなく、定期的に開催していきたいと考えています。
現在この取り組みに参加していただける方を募集中です!
こどもたちに何か教えられることがある方や、企画・運営をお手伝いしていただける方、少しでも興味を持っていただけましたら下記までご連絡ください。
aika.manabi.lab {at} gmail.com
学びのマルシェ
今回、様々な分野の「先生」が、ゲストとしてこの教室を見学しにきてくれました。
楽しい体験をたくさんいただいて、子どもも大人も大変盛り上がる場となりました。
今後、新たな学びの場を開いてくれる「地域の先生」として活躍してくれることと思います。
この場を借りて感謝・御礼申し上げます。
今後チエノワではこれを「学びのマルシェ」と名付け、この取り組みを強力に推進していきます。
公民館という場で、地域の方と一緒に学びを広げていきたいという方がおられましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
※基本的にすべてボランティアでの取り組みとなります
謝辞
今回ご協力いただいた企業様・個人様
松江市在住・株式会社メンバーズ メンバーズエッジカンパニー所属・青木美将さん。
秋鹿公民館様、スタッフの皆さん。
松江市在住・船越雄太さん・船越佳奈さんご夫妻。
ありんこ商会・ありちゃん先生。
田村穂隆さん・木佐優士さん。
ご支援・ご協力をいただき、ありがとうございました。
今後も継続していくために
多くのご協力をいただき、今回もプログラム体験会が無事開催できましたこと、あらためて御礼申し上げます。
今後もいろいろな地域でこの活動を広げていきたいと考えておりますが、それはわたしたちだけではできません。
地域内の協力者が必要です。ぜひ一緒に楽しいことやりましょう。
また、企業スポンサー様を随時募集しております。
仕事がリモートワークになり自宅にいることが多い技術者さん。
地域や社会のためになる事を何かやりたいと思っている方。
うちの地域でもやりたいという公民館・コミセンさん。